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大学院(大学院要覧P58参照) 教育情報の公表 | 大学案内 | 大妻女子大学

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Academic year: 2018

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(1)

大 妻 女 子 大 学 大 学 院

人間文化研究科(人間生活科学専攻・言語文化学専攻)

〒 102-8357 東京都千代田区三番町 12 番地   人間文化研究科(現代社会研究専攻・臨床心理学専攻)

〒 206-8540 東京都多摩市唐木田 2 丁目 7 番地 1

 

 

平成

30

年度

( 2 0 1 8 )

大 学 院 要 覧

人 間 文 化 研 究 科

Graduate School of Studies in Human Culture

大 妻 女 子 大 学

Otsuma Women's University

人 間 生 活 科 学 専 攻

Master's Program for Studies in Human Life Sciences

(修士課程)

人 間 生 活 科 学 専 攻

Doctoral Program for Studies in Human Life Sciences

(博士後期課程)

言 語 文 化 学 専 攻

Master's Program for Studies in Language and Culture

(修士課程)

言 語 文 化 学 専 攻

Doctoral Program for Studies in Language and Culture

(博士後期課程)

現 代 社 会 研 究 専 攻

Master's Program for Studies in Contemporary Society

(修士課程)

臨 床 心 理 学 専 攻

Master's Program for Studies in Clinical Psychology

(2)

― 1 ―

 大妻女子大学は前身校を含め、創立110年の歴史をもち、卒業  生の数は13万人を超えています。その校風は、一貫して高い知 性と豊かな情操を養い、明るく聡明な女性を育てることを目的 としてきました。

 本学の伝統ともいうべき「良妻賢母」の教育方針も、よき妻 よき母であると同時に、新時代に常に対応できる優れた社会人 であることを願ったものです。

 そのために専門的な知識・技術の修得ばかりでなく、課外活 動、学寮生活、その他を通して、女性として人間としての豊か な人格を形成することにも力を注いでいます。

 特に、女性の社会的地位が向上し、各種職業分野への進出が めざましい今日、専門家、技術者として、十分に社会に貢献で きる人材の養成をめざしています。

 さらに、大学院においては、より高度な専門知識と研究能力 を備えた人材を育成し、それぞれの分野における指導者、研究 者、あるいは大学教員などの養成に努めています。

 

(3)

― 1 ―

目  次

大学院の概要………   1

第 1  目的 ………   1

第 2  沿革 ………   1

第 3  人間文化研究科[Graduate School of Studies in Human Culture]の教育方針 ………   1

第 4  大学院研究科の構成と学生定員………   2

第 5  標準修業年限………   3

第 6  学位の授与………   3

人間生活科学専攻(修士課程)[Master's Program for Studies in Human Life Sciences]  ………   5

① 目的 ………   7 ② 履修指導及び研究指導 ………   7 ③ 授業科目、単位数及び担当教員 ………   8 ④ 研究分野・研究内容一覧 ………  1 0

人間生活科学専攻(博士後期課程)[Doctoral Program for Studies in Human Life Sciences] ………  1 3

① 目的 ………  1 5 ② 履修指導及び研究指導 ………  1 5 ③ 授業科目、単位数及び担当教員 ………  1 6 ④ 研究分野・研究内容一覧 ………  1 7

言語文化学専攻(修士課程)[Master's Program for Studies in Language and Culture] ………  1 9

① 目的 ………  2 1 ② 履修指導及び研究指導 ………  2 1 ③ 授業科目、単位数及び担当教員 ………  2 2 ④ 研究分野・研究内容一覧 ………  2 5

言語文化学専攻(博士後期課程)[Doctoral Program for Studies in Language and Culture] ………  2 9

① 目的 ………  3 1 ② 履修指導及び研究指導 ………  3 1 ③ 授業科目、単位数及び担当教員 ………  3 2 ④ 研究分野・研究内容一覧 ………  3 3

現代社会研究専攻(修士課程)[Master's Program for Studies in Contemporary Society]   ………  3 5

① 目的 ………  3 7 ② 履修指導及び研究指導 ………  3 7 ③ 授業科目、単位数及び担当教員 ………  3 8 ④ 研究分野・研究内容一覧 ………  4 0

臨床心理学専攻(修士課程)[Master's Program for Studies in Clinical Psychology] ………  4 3

(4)

― 2 ―

学修について………  4 9 第 1  履修方法………  5 1   1  授業科目の履修………  5 1   2  履修モデル………  5 1   ( 1 ) 人間生活科学専攻(修士課程) ………  5 1   ( 2 ) 人間生活科学専攻(博士後期課程) ………  5 2   ( 3 ) 言語文化学専攻(修士課程) ………  5 3   ( 4 ) 言語文化学専攻(博士後期課程) ………  5 4   ( 5 ) 現代社会研究専攻(修士課程) ………  5 5   ( 6 ) 臨床心理学専攻(修士課程) ………  5 6 第 2  研究指導方法………  5 7 第 3  試験及び成績評価………  5 8 第 4  学位論文の審査及び学位授与の可否………  5 9 A 修士課程 ………  5 9 B 博士後期課程 ………  6 0 第 5  資格について………  6 1   1  教育職員(専修)免許状………  6 1 ①人間生活科学専攻 ………  6 2 ②言語文化学専攻 ………  6 4 ③現代社会研究専攻 ………  6 6   2  専門社会調査士………  6 6   3  臨床心理士………  6 6   4  公認心理師………  6 6   5  日本語教員養成プログラムについて………  6 7 第 6  北京師範大学との交換留学について………  6 9 第 7  大学院社会学分野の単位互換制度について………  7 0 第 8  博士の学位授与状況………  7 1 第 9  修士の学位論文題目一覧……… 7 4 諸規程………  8 1 ( 1 )  大妻女子大学大学院学則 ………  8 3 ( 2 )  大妻女子大学学位規程 ………  9 6 ( 3 )  大妻女子大学大学院修士論文審査及び最終試験取扱内規 ……… 1 0 1 ( 4 )  大妻女子大学大学院博士論文審査及び最終試験取扱内規 ……… 1 0 5 ( 5 )  大妻女子大学大学院科目等履修生規程 ……… 1 1 4 ( 6 )  大妻女子大学大学院研究生規程 ……… 1 1 5 ( 7 )  大妻女子大学大学院長期履修学生規程 ……… 1 1 7 ( 8 )  大妻女子大学大学院生の留学に関する内規 ……… 1 1 8 ( 9 )  大妻女子大学大学院生が大妻女子大学科目等履修生として教育職員免許状等

(5)

― 1 ―

(6)
(7)

― 1 ―

大 学 院 の 概 要

第 1  目的

 本大学院は、建学の精神にのっとり学術の理論及び応用を教授研究し、精深な学識と研究能力を養 い、文化の進展に寄与することを目的とする。

第 2  沿革

昭和 4 7 年  3 月  家政学部を基礎として家政学研究科食物学専攻(修士課程)並びに文学部を基 礎として文学研究科国文学専攻(修士課程)及び英文学専攻(修士課程)を設置 昭和 5 2 年  3 月  家政学研究科に児童学専攻(修士課程)を増設

昭和 5 5 年  3 月  家政学研究科に被服学専攻(修士課程)を増設 昭和 5 6 年  4 月  人間生活科学研究所を設置

昭和 5 7 年  3 月  家政学研究科に、被服学専攻(修士課程)及び人間生活科学研究所を基礎に児 童学専攻の関連分野を組み入れた被服環境学専攻(博士後期課程)を増設 平成  7 年 1 2 月  家政学研究科被服環境学専攻(博士後期課程)を、食物学、児童学分野も組み

入れた人間生活学専攻(博士後期課程)に名称変更及び改組

 文学研究科に国文学専攻(博士後期課程)及び英文学専攻(博士後期課程)を 増設

 社会情報学部を基礎として社会情報研究科社会生活情報専攻(修士課程)を設 置

平成 1 4 年 1 2 月  人間関係学部を基礎として人間関係学研究科社会学専攻(修士課程)及び臨床 社会心理学専攻(修士課程)を設置

平成 1 7 年  4 月  人間関係学研究科の臨床社会心理学専攻(修士課程)を臨床心理学専攻(修士 課程)に名称を変更

平成 2 0 年  4 月  人間生活科学研究所を人間生活文化研究所に名称変更及び改組

平成 2 2 年  4 月  家政学研究科、文学研究科、社会情報研究科及び人間関係学研究科を統合し、 人間文化研究科に改組

平成 2 6 年  4 月  人間文化研究科言語文化学専攻に国際文化専修(博士後期課程)を増設

第 3  人間文化研究科[Graduate School of Studies in Human Culture]の教育方針

1  アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

 大妻女子大学大学院は、すでに修得した知識や技術をより一層深めて、広く社会と専門領域に貢 献する意欲の高い人、また、多様な経歴や独創的な研究課題をもった人を幅広く求めている。各専 攻が求める人は、以下のとおりである。

1 .人間生活科学専攻は、環境、衣、食、住、行動、子育て、心理、健康などの人間生活に関わる 実践的な研究を通じて、高度な職業能力を身につけたい人。

2 .言語文化学専攻は、言葉と文化を深く研究する中で、自己を形成し、広く社会に貢献していこ うとする意思を強くもっている人。

3 .現代社会研究専攻は、現代におけるエイジングおよびケア、生きづらさ・暴力とジェンダーに 関わる社会問題、情報やコミュニケーションの歴史的な展開およびその仕組みに関わる問題を、 基本から応用まで真剣に学びたい人。

4 .臨床心理学専攻は、さまざまな臨床領域において適切な援助、介入および研究のできる専門家 になろうという志を強く持ち、共感的理解および論理的思考のできる、社会的スキルを備えた  人。

2  カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

(8)

― 2 ―

21世紀の社会をリードできる人材を養成するため、人間文化研究科に、人間生活科学専攻(修士課程・  博士後期課程)、言語文化学専攻(修士課程・博士後期課程)、現代社会研究専攻(修士課程)、臨床  心理学専攻(修士課程)を置き、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成している。

1 .修士課程では、学士課程で得た成果をより幅広く発展させ、深い学識と人格を涵養するととも に、新しい専門的な知識と技術を批判的に修得して、自己の専門分野における研究能力と高度な 職業能力を養うための教育・研究指導を行う。

2 .博士後期課程では、修士課程での成果をさらに深化発展させ、より高度な専門的知識・技術を 駆使して、広く人間の生活と文化全般に関わる諸問題を真撃に追求し、自立した研究活動の成果 を挙げることができる人材養成のための教育・研究指導を行う。

3 .そのために、各専攻の核となる教育課程の編成方針を以下のとおりとする。

① 人間生活科学専攻では、人間生活を、総合的科学として捉えると同時に、生活の知を探求す ることができる能力を培う。

② 言語文化学専攻では、日本語文学・英語文学などの個別文化を究めるとともに、変容する文 化の動態と向き合い、流動的な国際情勢に対応できる能力や実践力を培う。

③ 現代社会研究専攻では、コミュニケーション能力の向上を図り、ケアを要する人の回復・支 援のための臨床能力と人間関係力、高度情報社会が要請する実践的な情報の分析力と情報活用 の能力を培う。

④ 臨床心理学専攻では、臨床心理学的アセスメント、心理面接、地域援助の理論と技法の修得 を通して、科学的思考力と臨床的態度ならびに心理臨床の専門的な能力を培う。

4 .いずれの専攻にあっても、既存の知の枠組にとらわれず、積極的に社会活動・研究活動に貢献 できるように、幅広く学際的・総合的な視点にたった教育・研究指導を行う。

5 .研究指導にあたっては、指導教員と副指導教員の助言のもと、研究計画書・研究指導計画書を 作成し、学位取得に向けての組織的・連携的な指導を充実させる。

3  ディプロマ・ポリシー(学位授与に関する方針)

 大妻女子大学大学院は、人間の生活と文化全般に関して、広い視野と学際的・総合的視点に基づ いた研究を行い、今後の社会活動ないし研究活動に貢献できる以下のような能力を修得した者に、 修士の学位、ないしは、博士の学位を授与する。

1 .修士課程においては、自己の専門分野における幅広くかつ深い知識と技能を持ち、21世紀の社 会において指導的な役割を果たすことのできる優れた能力を修得した者。

2 .博士後期課程においては、自己の専門分野における自立的な研究活動の能力を持ち、21世紀の 社会において中核的・指導的な役割を果たすことのできる優れた能力を修得した者。

3 .修士課程、博士後期課程いずれも、研究科の定める在学期間と単位数を満たし、修士論文、な いしは、博士論文の審査及び最終試験に合格した者。

第 4  大学院研究科の構成と学生定員

研究科 専攻 課程 入学定員 収容定員

人間文化研究科

人間生活科学専攻 修士課程 1 2 2 4

博士後期課程   3   9

言語文化学専攻 修士課程   8 1 6

博士後期課程   3   9

現代社会研究専攻 修士課程   6 1 2

(9)

― 3 ― 第 5  標準修業年限

1  修士課程の標準修業年限は 2 年とする。 2  博士後期課程の標準修業年限は 3 年とする。

3  修士課程の最長在学年数は 4 年、博士後期課程の最長在学年数は 6 年とする。ただし、休学期間 は、在学年数に算入しない。

第 6  学位の授与 1  修士の学位

 修士課程に 2 年以上在学し、所定の授業科目について 3 0 単位以上修得し、かつ、必要な研究指 導を受けた上、本学の行う修士論文の審査及び最終試験に合格した者に授与する。

 修士論文の審査及び最終試験は、研究科委員会の選出した修士論文審査委員会が行う。審査委員 のうち、指導教員を主査、 2 名を副査とする。主査および副査は、本学修士課程の論文指導担当の 教授、准教授でなければならない。ただし、副査には副指導教員を含めることができる。

 学位を申請するものは、最終試験までに学位申請論文の内容の一部または全部について、公的な 評価を受ける学会で研究発表を行うことを要件とする。なお、審査の一環として開催する修士論文 発表会における発表をこれにかえることもできる。

 修士論文は、当該分野における幅広くかつ深い知識と技能を持ち、社会において指導的な役割を 果たすことのできる優れた能力を示すと認められるものでなければならない。審査にあたっては、 以下の点を考慮し評価を行う。

1 .研究主題の学術的あるいは社会的な意義が明確に示されている。

2 .先行研究の調査や事実調査が適切になされ、当該研究の位置付けが明確に示されている。 3 .研究の方法が適切であり、具体的に示されている。

4 .問題設定から結論にいたる論旨が、実証的かつ論理的に展開されている。 5 .論文の形式や体裁が、学位論文として適切である。

 修士論文発表会は公開で行うものとし、学位を申請するものは当該論文の内容を説明し、出席者 との間で質疑応答を行う。最終試験は、修士論文の審査に合格した者に、修士論文及びこれに関連 のある研究領域について口述によって行う。ただし、必要がある場合は筆記試験を課すことがある。 修士論文及び最終試験の成績評価は、合格又は不合格の評価をもって表す。審査委員会は、修士論 文及び最終試験の結果に学位授与についての意見を付した修士論文審査報告書を研究科委員会に提

出し、研究科委員会において学位授与の可否を判定する。(大妻女子大学大学院修士論文審査及び最 

終試験取扱内規) 2  博士の学位

( 1 )博士後期課程に 3 年以上在学し、所定の授業科目について人間生活科学専攻においては 5 科目10  単位以上を、言語文化学専攻においては 6 科目 1 2 単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受 けた上、本学の行う博士論文審査、最終試験及び学力の確認に合格した者に授与する。

 博士論文の審査を申請しようとする者は、その申請の可否についての予備審査を受けなければな らない。提出時期は 9 月末日または 3 月末日とする。予備審査委員会は指導教員を含めた専攻内の 専任教員 3 名の予備審査委員で組織する。予備審査申請書等の提出のあった日から 5 週間以内に予 備審査を終了し、その結果を専攻主任に報告し、専攻会議の議を経て、博士論文の審査を申請する ことの可否を決定する。

 博士論文審査、最終試験及び学力の確認は、研究科委員会が選出した博士論文審査委員会が行う。 審査委員のうち、指導教員を主査、 2 名を副査とする。主査および副査は、本学博士後期課程の論 文指導担当の教授、准教授でなければならない。また、審査委員のうち 1 名は他大学院または研究 所等の教員等でなければならない。

 学位申請論文は、その内容の一部または全部が、全国的あるいは国際的な学術雑誌に査読付き学 術論文として掲載、または掲載が決定していることを要件とする。掲載予定のものは、証明になる ものを添付しなければならない。

(10)

― 4 ―

  1 .研究内容が独創性、新規性を有し、当該分野の研究に貢献できる。

  2 .先行研究の調査や事実調査が適切になされ、当該研究の位置付けが明示されている。   3 .研究の方法が適切であり、具体的に記述されている。

  4 .問題設定から結論にいたる論旨が、実証的かつ論理的に展開されている。   5 .論文の形式や体裁が、学位論文として適切である。

 最終試験は所定の単位を修得し、かつ博士論文の審査に合格した者に、博士論文審査の一環とし て、博士論文発表会を公開で開催し、博士論文及び関連する研究領域について口述によって行う。 ただし、必要がある場合は筆記試験を課すことがある。博士論文及び最終試験の成績評価は、合格 又は不合格の評価をもって表す。審査委員会は、博士論文審査及び最終試験の結果に学位授与につ いての意見を付した審査報告書を研究科委員会に提出し、研究科委員会が学位授与の可否を判定す る。(大妻女子大学大学院博士論文審査及び最終試験取扱内規)

( 2 )前項に定めるもののほか、大学院の課程を経ない者で、博士論文を提出して大学院の行う審査に 合格し、かつ、博士課程を修了した者と同等以上学力を有すると認められた者にも博士の学位を授 与することができる。

3  本学大学院において授与する学位の種類

研究科 専攻 課程 授与する学位の種類

人間文化研究科

人間生活科学専攻 修士課程 修士(生活科学)

博士後期課程 博士(生活科学)

言語文化学専攻 修士課程 修士(文学)  

博士後期課程 博士(文学)  

現代社会研究専攻 修士課程 修士(社会学) 

(11)

― 5 ―

人間生活科学専攻(修士課程)

(12)
(13)

― 7 ―

人間生活科学専攻(修士課程)[Master's Program for Studies in Human Life Sciences]

①目的

 人間生活科学専攻では、人間生活を、被服、食物、保育、家庭生活などの研究の枠を超え、人間、発達、 心理、社会、環境、生態、健康、教育、文化などと関連させながら、生活を総合的科学として捉えると同 時に、生活の知を探求することができる人材を養成することを目的とする。

 具体的には、柱となる学問分野として、「健康・栄養科学専修」、「生活環境学専修」、「保育・教育学専修」 の 3 領域を設定する。

 「健康・栄養科学専修」では、近年のわが国の急速な高齢社会への移行、生活習慣病の広がり、医療費の  増加、食育の必要性などが社会的な課題となっていることを基礎として、習得内容を構成した。すなわち これらの社会的な課題に対応しうる高度の専門的職業人を養成することが必要であると考え、本専修では 医療、福祉、公衆衛生、初等・中等教育における食育を担う専門家養成、それらに必要な食品や医療用品 の技術開発を行う専門家、それらに関連した研究者養成を目指す。

 「生活環境学専修」では、衣環境、住環境、生活環境、地域環境、地球環境を含め、それらのサイエン  ス、マネジメント、デザインの研究・教育を行い現代社会における専門知識の高度化に対応できる人材の 養成を目指す。

 「保育・教育学専修」では、子どもをはじめ人生の各発達段階(子どもや青年及び中・高齢者)におけ  る発達臨床上の諸課題について、その本質や背景要因の解明に積極的に取り組みながら、理論的・実践的 な問題解決能力を身に付けると同時に、保育・教育・臨床などの分野において高い見識を身に付けた人材、 及び後継者(保育・教育・臨床などに関する高度な専門職業人や研究者)の養成を目指す。

②履修指導及び研究指導

 履修にあたっては、学生ごとに、その研究課題に対応した指導教員 1 名と、関連分野を担当する副指導 教員 1 名を定める。指導教員及び副指導教員は、学生の学位取得に向けて、履修指導及び研究指導を担当 する。履修指導にあたっては、学生の研究課題・学力・能力等に応じて、主となる専修の科目を中心に、 基礎科目、共通科目の履修及び必要に応じて他専修、他専攻の科目の履修についても指導・助言を行う。  修了所要単位として、必修科目「人間生活科学特別研究Ⅰ・Ⅱ」(計 1 0 単位)と選択科目 2 0 単位以上  を履修しなければならない。

 学生は、研究テーマに即した研究計画を定めるため、年度当初において指導教員及び副指導教員に指導 を受けて研究計画書・研究指導計画書を作成する。また、「人間生活科学特別研究Ⅰ・Ⅱ」において、研究  方法の確立、研究計画の立案、論文主題提示の方法、論文構成の仕方、発表法等の指導により研究者とし ての能力を養い、修士論文題目届の提出、修士論文題目変更届の提出、論文提出及び修士論文発表会の日 程に合わせ学位取得に向けての研究を進めていくことになる。

 また、論文の進捗状況の把握のために行われる研究計画発表会では、研究内容、研究方法などの妥当性 や関連文献との関わりなどについて討議し、今後の研究への取り組みについての方向性の指導が行われ、 学生はその成果を学内外の研究会や学会で発表し、修士論文の作成、提出、修士論文発表会へと繋いで学 位取得を目指す。

 入学定員が 1 2 名に対して研究指導担当教員が 3 1 名いるため、入学から学位取得まで、きめ細かな指 導を行うことが可能である。

 修士論文作成にあたり、教育研究上必要な場合は、他専攻の授業科目の履修を 8 単位まで認めるととも に、他大学院で修得した単位及び入学前の既修得単位についても、本学の大学院における授業科目の履修 により修得したものとして、合わせて 1 0 単位を超えない範囲で単位の認定を行う。

 また、社会人に対しては、大学院設置基準第 1 4 条の特例を適用し、土日夜間や長期休暇を利用し、授 業・研究指導も実施するとともに長期履修生制度も利用できる。

(14)

― 8 ― ③授業科目、単位数及び担当教員

科目区分 授 業 科 目 期間

単位数 必修 選択 の別

担 当 教 員 開講

地 備 考

義 演習 実験

基礎科目 Developing Critical Thinking Skills 半期 1 選択 教  授 服部 孝彦 千

Critical Reading and Writing 半期 1 選択 教  授 服部 孝彦 千

共通科目

家族関係論 半期 2 選択 教  授 小澤千穂子 千

ヒトと環境 半期 2 選択 未  定 千 *

健康科学 半期 2 選択 兼任講師 齋藤 順子 千 統計的調査方法論 半期 2 選択 教  授 大澤 清二 千

研究方法論Ⅰ(事例研究) 半期 2 選択

教  授 櫻井 四郎 教  授 生田  茂 教  授 黒沼 吉弘 教  授 肥川 隆夫 教  授 細谷 夏実 教  授 松本 暢子

千 オムニバス

研究方法論Ⅱ(事例研究) 半期 2 選択 教  授 堀江 正一 千 生涯学習の教育方法論 半期 2 選択 未  定 千 *

栄養化学 分野

栄養生化学特論 半期 2 選択 教  授 青江誠一郎 千

栄養生化学・細胞学実験 半期 1 選択 教  授 青江誠一郎教  授 田中 直子 千 オムニバス 分子細胞学 半期 2 選択 教  授 田中 直子 千

運動栄養学特論 半期 2 選択 教  授 高波 嘉一 千

食品・機能学 分野

食品機能学特論 半期 2 選択 兼任講師 森  建太 千

材料機能学特論 半期 2 選択 教  授 水谷千代美 千 (隔年開講)* 食生活安全学特論 半期 2 選択 教  授 堀江 正一 千 (隔年開講)* 食生活安全学特論演習 半期 2 選択 教  授 堀江 正一 千 (隔年開講)

調理科学・食嗜好学 分野

調理科学特論 半期 2 選択 兼任講師 藤井 恵子 千 (隔年開講)* 調理科学特論演習 半期 2 選択 兼任講師 藤井 恵子 千 (隔年開講) 食嗜好学特論 半期 2 選択 教  授 松本 美鈴 千 (隔年開講) 食文化特論 半期 2 選択 教  授 松本 美鈴 千 (隔年開講)*

医療・保健栄養学 分野

病態・高齢者代謝学 半期 2 選択 教  授 明渡 陽子 千

栄養疫学特論 半期 2 選択 准 教 授 小林 実夏 千 (隔年開講)* 栄養疫学特論演習 半期 2 選択 准 教 授 小林 実夏 千 (隔年開講) 予防栄養学特論Ⅰ 半期 2 選択 教  授 岩瀬 靖彦 千 (隔年開講)* 予防栄養学特論Ⅱ 半期 2 選択 教  授 岩瀬 靖彦 千 (隔年開講) 学校栄養教育特論 半期 2 選択 兼任講師 塩塚 宏治 千 (隔年開講)* 学校栄養教育特論演習 半期 2 選択 兼任講師 塩塚 宏治 千 (隔年開講) 公衆衛生学特論 半期 2 選択 兼任講師 齋藤 順子 千 * 臨床栄養学特論 半期 2 選択 教  授 川口美喜子 千

環境サイエンス 分野

生命環境特論 半期 2 選択 教  授 細谷 夏実 千 生活環境特論 半期 2 選択 未  定 千 * 地球環境特論演習 半期 2 選択 未  定 千 * 衣生活材料特論 半期 2 選択 教  授 團野 哲也 千 (隔年開講) 環境微生物学特論演習 半期 2 選択 未  定 千 * 環境生理学特論演習 半期 2 選択 教  授 手呂内伸之 千 環境生物科学特論演習 半期 2 選択 准 教 授 竹内 知子 千 物理学特論 半期 2 選択 教  授 肥川 隆夫 千 保全生物学特論 半期 2 選択 未  定 千 *

環境マネジメント 分野

環境教育特論 半期 2 選択 未  定 千 (隔年開講)* 環境教育特論演習 半期 2 選択 未  定 千 (隔年開講)* 環境教材特論演習 半期 2 選択 教  授 生田  茂 千

環境アセスメント特論 半期 2 選択 教  授 櫻井 四郎 千 環境政策特論 半期 2 選択 教  授 黒沼 吉弘 千 生活情報特論 半期 2 選択 准 教 授 内田 直子 千

環境思想史特論 半期 2 選択 兼任講師 関  智子 千 (隔年開講) 自然学校特論演習 半期 2 選択 未  定 千 (隔年開講)* 野外教育特論演習 半期 2 選択 兼任講師 関  智子 千 (隔年開講)*

環境デザイン 分野

衣生活機能学特論 半期 2 選択 教  授 阿部 栄子 千

被服管理学特論 半期 2 選択 教  授 水谷千代美 千 (隔年開講) 繊維染色学特論 半期 2 選択 教  授 團野 哲也 千 (隔年開講) 染織デザイン特論 半期 2 選択 准 教 授 中川 麻子 千

デザインマーケティング特論 半期 2 選択 教  授 中島 永晶 千

(15)

― 9 ―

科目区分 授 業 科 目 期間

単位数 必修 選択 の別

担 当 教 員 開講

地 備 考

義 演習 実験

基礎教育 分野

保育学基礎理論 半期 2 選択 兼任講師 福元真由美 千 教育学基礎理論 半期 2 選択 教  授 矢野 博之 千 福祉教育学特論 半期 2 選択 専任講師 山本真知子 千 生涯発達心理学特論 半期 2 選択 教  授 柴山 真琴 千

保育・教育 分野

保育臨床特論 半期 2 選択 教  授 田代 和美 千 乳幼児発達保育研究特論 半期 2 選択 教  授 阿部 和子 千 保育方法特論 半期 2 選択 教  授 久富 陽子 千 幼児教育実践演習 半期 2 選択 教  授 岡   健 千 学校教育実践研究特論 半期 2 選択 教  授 矢野 博之 千 学校経営研究特論 半期 2 選択 教  授 上山  敏 千 初等理科実践演習 半期 2 選択 教  授 石井 雅幸 千 園内研修方法論 半期 2 選択 教  授 岡   健 千 芸術教育研究特論 半期 2 選択 教  授 金田 卓也 千 特別支援教育研究特論 半期 2 選択 兼任講師 安藤 隆男 千 保育マネジメント特論 半期 2 選択 兼任講師 吉田 正幸兼任講師 大宮 勇雄 こどもの自然認識 半期 2 選択 教  授 石井 雅幸 千

学校授業研究論 半期 2 選択 教  授 石井 雅幸教  授 矢野 博之 オムニバス

心理・社会・文化 分野

教育心理学特論 半期 2 選択 兼任講師 西村  馨 千 臨床発達心理学演習 半期 2 選択 教  授 高橋ゆう子 千 子ども家庭福祉特論 半期 2 選択 准 教 授 加藤 悦雄 千 社会学的臨床実践演習 半期 2 選択 教  授 松山 博光 千 子ども史研究基礎演習 半期 2 選択 准 教 授 是澤 博昭 千 音楽表現演習 半期 2 選択 未  定 千 *

研究指導

人間生活科学特別研究Ⅰ 通年 5 必修

教 授 青江誠一郎 教 授 明渡陽子 教 授 岩瀬靖彦 教 授 川口美喜子 教 授 高波嘉一 教 授 田中直子 教 授 堀江正一 教 授 松本美鈴 准教授 小林実夏

千 千 千 千 千 千 千 千 千

教 授 阿部栄子 教 授 大澤清二 教 授 生田 茂 教 授 黒沼吉弘 教 授 櫻井四郎 教 授 團野哲也 教 授 手呂内伸之 教 授 細谷夏実 教 授 松本暢子 教 授 水谷千代美 准教授 内田直子 准教授 中川麻子

千 千 千 千 千 千 千 千 千 千 千 千

人間生活科学特別研究Ⅱ 通年 5 必修

教 授 阿部和子 教 授 石井雅幸 教 授 岡  健 教 授 金田卓也 教 授 柴山真琴 教 授 田代和美 教 授 久富陽子 教 授 松山博光 准教授 加藤悦雄 准教授 是澤博昭

千 千 千 千 千 千 千 千 千 千 ※ 開講地は千代田キャンパス。

※ 履修すべき最低履修単位数は、研究指導10単位を含め30単位とする。

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― 10 ― ④研究分野・研究内容一覧

指導教員 研究分野 研     究     内     容

青江誠一郎 基礎栄養学

メタボリックシンドロームの発症を予防するための食品成分の基礎研究を行う。食品成分とし て、β-グルカンに富む大麦、カルシウムなどの乳成分、機能性食品素材(脂肪酸、水溶性食物  繊維など)を研究材料とする。生理機能は、遺伝性あるいは食餌性肥満モデル動物を用いて、消 化管機能、ホルモン応答、脂肪組織の炎症と機能変化に及ぼす影響とメカニズムについての研究 を行う。

明渡 陽子 医療と福祉周辺の問題

イギリスの健康格差問題と肥満問題の現状分析と、それらへのNHSや政府の対策を調査し、イ

ギリスの健康増進政策の在り方、予防への国家的な取り組みとその成果を分析し、日本の肥満・ 痩せ問題へのヒントを得る。今年は、新入生への生活アンケート調査をおこない、肥満や痩せに 分類された学生の生活背景因子を分析する予定。

岩瀬 靖彦 予防栄養学

一次予防(健康増進・疾病予防)を実現するために、人間理解を通して、人(個人・集団)の健 康状態に関連する食・生活習慣への影響因子を的確に収集し、栄養疫学を用いて解析するための 手法について研究する。また、それにより得られたエビデンスを用い、一次予防を実現するため に、栄養・運動・休養を柱とした食・生活習慣に対して、対象のQOLを高めながら行動変容を

促し、成果が期待できる栄養教育の手法についても研究を行う。

川口美喜子 臨床栄養学

臨床栄養はすべての患者の栄養状態を的確に把握し必要に応じて適切な栄養管理を施行する。患 者の臨床の基本に栄養的視点をどのように提案していくか考えることが重要である。個々の症例 に適した栄養管理を実施するために栄養ケアプロセスを研究する。特にがん患者、低栄養患者、 老年症候群に対する急性期病院と地域・在宅のシームレスな栄養治療について探求する。

小林 実夏 公衆栄養学・栄養疫学

①食習慣を把握するための評価方法に関する研究

 食物・栄養素摂取量や食嗜好の評価に与える季節変動の影響について、タイおよび日本におけ るうま味・辛味嗜好性に与える食文化・食環境の影響について研究を行う。

②女性の生活習慣と食事要因に関する栄養疫学研究

 更年期障害に影響を与える生活習慣・食習慣に関する縦断研究や、妊産婦の栄養状態と妊娠期 間中の体重管理および出生体重との関連について研究を行う。

高波 嘉一 応用健康医学運動生理学

生活習慣病予防に対する運動、栄養の効果の分子メカニズムを明らかにし、その中で新規に開発 する有用性の高いバイオマーカー等を活用し、また従来のバイオマーカーと組み合わせるなどし て、より効率的な運動法、食事法などを個別に提案できるシステム(個別化予防医療システム) を構築する。

田中 直子 食品生化学栄養生化学 細胞生化学

1.脂肪細胞の炎症性変化に関する研究:脂肪細胞が肥大化して正常な機能を失い、メタボリッ クシンドロームを引き起こすしくみを細胞レベルで研究

2.消化管上皮細胞におけるアレルギー・炎症のしくみ:摂取した食べ物が直接接する消化管に 着目し、アレルギー応答反応の個人差に食生活がどのような影響を与えているかを細胞レベ ルで研究

3.嗜好性食品成分の消化管における機能解析

堀江 正一 食安全学

「食」と言う字は「人」を「良くする」と書いて表されます。「食」は「生命」とも言われ、食 の安全性確保は健康で快適な生活を送る根幹をなすものです。そこで、食の安全問題として、病 原性微生物による食中毒、食品中に含まれる動物性・植物性自然毒や農薬、環境汚染物質等の化 学物質について取り上げ、微生物学的手法と機器分析を用いた理化学的手法により問題の本質と 対応策についての研究指導に取り組みたいと思います。

松本 美鈴 調理科学

「食物」や「料理」について調理科学の視点から探求する。調理にともなう食品の物理的、化学  的、組織構造的変化を物性測定、化学分析、顕微鏡観察、官能評価などにより多面的に分析・検 討し、食品の変化とおいしさとのかかわりを探求する。また、文献資料を中心とした食文化研究 を通して、日本人の食を探求する。

阿部 栄子 衣服環境造形 人間が健康・快適に生活するという観点から衣服環境を捉え、「人間・衣服・環境(近接)」系の立場から、近接環境造形の基礎と問題点について考究している。また、伝統文化を継承し、新し い文化を創造するという立場から、歴史的流れの中で衣服造形を捉え実践的研究を行っている。

生田  茂 教材開発と教育実践音声や音を用いた

子どもたちの声や自然の音などを用いて、理科や英語、環境や情報を始めとする総合的な学習の 時間などで活用する手作りの教材を開発し、教育実践活動に取り組んでいます。この活動には、 音声や音をドットコードの形で紙に刷り込み、小さなツールで再生する技術、そして、マルチメ ディアを扱える最新の技術を用いています。八王子市や筑波大学附属学校の教員とともに恊働の 取組みを行なっています。

内田 直子 衣生活行動論被服心理学 消費生活学

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指導教員 研究分野 研     究     内     容

大澤 清二 発育発達学統計学

アジア地域に分布する諸民族(日本人を含む)の生活、健康、文化に関する統計データの収集と 解析を行ってきました。最近10年間はミャンマー、タイ、ネパール、中国、日本の子どもの発育 発達データを生態学的条件との関係から解析し、この分野の欧米のデータから構築されたモデル をアジア諸民族にまで拡張して適用できるようなものにしようとしています。

大西 一也 住環境学

人間と住環境の関わりを文化の視点からとらえ、特に近代化の問題に注目し、伝統的住文化を見 直し、環境と共生した暮らしのあり方を考える。現代社会における生活様式の本質を考察し、「豊 かで美しい生活」を追求する。少子高齢化や地域コミュニティなどの社会背景も踏まえ、自然・ 周辺環境との調和や景観に配慮した、健康・快適性を重視した住環境の構築についての研究指導 を行う。

小澤千穂子 家族社会学老年社会学 家族関係学

現在は、以下のような内容に興味をもち、量的・質的研究を行っています。 1 .少子高齢化社会の進行にともなう個人・家族・地域社会のつながりの変化 2 .日本の配偶者選択の特性―私事化の進行/家族の介入の状況

黒沼 吉弘 環境資源経済学環境政策論

人類が共有する環境資源の経済管理・制度・政策に関する理論的・実学的研究。特にグローバル コモンズとしてクジラやマグロなどの高度回遊性海洋生物資源に焦点を当て、その管理や利用を めぐる経済や経済法、さらに社会制度などの論点整理や評価手法を通じて経済政策の検討を主と しながら、環境の適正な保全と利用の管理施策やその判断基準を計量的・制度経済的に探ってい る。

肥川 隆夫 非線形物理学

物理学におけるバラエティに富んだ現象は、非線形のもたらしたものと言える。非線形物理学は、 素粒子論においてはヤンミルス理論、相対論においてはアインシュタイン方程式、物理数学にお いてはソリトン方程式と、物理学の各分野を横断し、それぞれと関わりをもつ。これらの一部は 厳密解を求めることができる。またそれらの方程式の各次元が非連続な場合の方程式は従来の数 学的方法では対処できない。この分野の研究を行っている。

櫻井 四郎 環境衛生学

環境汚染物質の環境や生体に及ぼす影響と疫学全般に関する研究である。具体的には、PIXE分

析法によるサメ歯牙、キンメダイ耳石中フッ素および微量元素分析、口腔衛生のコホート研究、 植物発芽時の環境汚染物質分解酵素活性の測定、メタボリック症候群の各種データの解析、画像 処理法による癌組織定量診断への試みなどを行っている。

竹内 知子 遺伝学

生物の発生に重要な役割を果たす「RNAの局在化」について、真核生物のモデル系である酵母

を用いて研究している。RNAが細胞内の特定の場所に存在する現象を「RNAの局在化」といい、

この現象により、細胞内で情報の偏りが生み出され、細胞分化が引き起こされる。遺伝情報は、 遺伝子の本体であるDNAからRNAに写し取られて発現するため、RNAの局在化は、遺伝子発

現を空間的に制御するための重要な現象である。

團野 哲也

被服に用いられている材料  の構造・物性や、その染色加  工法などを通じて、古来より  ヒトが営んできた衣服文明  について研究する。

絹フィブロインに関する研究、天然染料の染色性に関する研究、明治初期の合成染料に関する研 究、19世紀に開催された万国博覧会に関する研究、着装シミュレーションに関する研究、ナノファ イバーに関する研究等である。

これらの研究を通じて、“ヒトはなぜ服を着るのか”を追究する。

手呂内伸之 植物生理学

マメ科植物と根粒菌の共生関係の獲得の機構を分子生物的な手法を用いて研究をおこなう。根粒 菌はマメ科植物に感染して根粒を形成し、空中の窒素をアンモニウム塩に変換して植物に供給す る。一方糖分を植物から得ることで増殖し、共生状態を作っている。根粒菌が植毛に感染すると 植物内を信号が進み、茎頂で遺伝子を活性化し、根粒着生数を制御することで共生状態の維持を する。この信号調節について研究をおこなう。

中川 麻子 服飾文化史デザイン史 明治時代以降、海外の影響を受けながら日本の染織分野は発展した。近代日本の染織品、服飾、手芸等について、歴史とデザインの視点から考察する。博物館調査、文献収集、資料の購読、技 術復元等を通じて研究指導を行う。

中島 永晶 マーケティングファッション デザインマネジメント

ファッションビジネスにおける課題発見、分析、具体化提案など企画プロセス全般へ関わる領域 として特に、① 国内外の小売店、商業施設、WEB、製品、サービスなど消費の現場における効 

果的なブランディングワークのあり方 ② 生活者のライフスタイル、美意識、価値観などのト  レンドを背景としたマーケティング企画、及びデザイン企画提案 ③ 芸術文化情報のファッ ションビジネス教育への活用 の 3 点を研究テーマとしています。

細谷 夏実 細胞生物学

本研究室では、水生生物を用いて、発生や再生の研究を行っている。特に、海産無脊椎動物(ウ ニ・ヒトデなど)卵の初期発生過程や、ミドリゾウリムシの細胞増殖過程、プラナリアの再生過 程などを指標として、近年主にポストハーベスト農薬の影響を、細胞生物学的な側面から検討し ている。

松本 暢子 住宅および住宅地計画住居学 都市計画

家族の生活空間としての住宅および住宅地は、家族の生活の変化にともなって住宅の増改築や建 替えが行われて変化していく。そのメカニズムを探り、生活空間の質を維持向上させる方策を研 究対象としている。主な研究内容は、①宅地の更新実態と家族の住生活史②家族の高齢化に伴う 居住問題③ハウジングと都市計画の連携④地方自治体の住宅政策・都市計画である。

水谷千代美 被服機能設計学

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指導教員 研究分野 研     究     内     容

阿部 和子 発達と保育乳幼児の

乳幼児期の子どもの発達と保育をめぐる問題を多角的に取り扱う。①集団で生活する乳幼児期の 発達過程を自発性や主体性を中心に描き出すこと②保育所における保育の内容と方法③保育環 境-こどもの最善の利益を視点にした保育所の環境のありかた(人的・物的)④保護者支援(在 園児の、地域の)⑤家庭的保育、乳児院での保育・養育等について研究指導を行う。

石井 雅幸 理科教育生物教育 小学校教育

理科教育並びに小学校教育の中で特に以下の点に関して、教育方法的に研究を進めていく。 ⑴ 小学校理科授業の中で、子供が考えることをいかに行っていくのかを検討していく ⑵ 小学校理科授業を通して、子供が科学的な態度を獲得していく過程に関して検討する ⑶ 小学校教員の理科への苦手意識を克服する教員研修・教員養成のあり方を検討する ⑷ 小学校教育における子供の自然体験がもつ意味を教科教育の視点から検討する

上山  敏 学校経営・教員養成教員研修・理科教育 1 .学校経営:組織体としての学校、学校の危機管理等学校経営について2 .教員養成・教員研修:キャリア教育、生徒指導等の教育課題、学力観等 3 .理科教育

岡   健

園内研修法 環境構成論 遊び論 次世代育成支援

子育ち・子育てという営みは、持続可能な社会の開発を考える上で最も基本的な営みの一つであ る。にもかかわらず今わが国で行われている子育て・子育ちをめぐる議論、とりわけ保育改革を 巡る議論には様々な問題点が多い。子どもが育まれるために大人は何をなすべきか。実践の現場 から制度・施策まで。市民から専門家まで。一体この問題にどう向き合うのか。様々な観点で研 究を進めている。

加藤 悦雄 子ども家庭福祉地域福祉

社会福祉の分野を中心に、子どもを取り巻く生活問題(ないしは福祉ニーズ)の把握、および課 題解決に取り組む市民協同セクター(ボランタリーセクター)のはたらきを、とくに福祉コミュ ニティ形成や当事者主体の支援システム作りなどの観点から研究している。関連して、子どもの 権利擁護の方法などについて検討している。

金田 卓也 芸術教育

芸術教育はさまざまな領域を含むが、特に造形的表現に焦点をあてて研究指導を行う。これまで インドやネパールなど発展途上国の子どもたちの造形活動についての研究を進めてきた。その成 果に基づく、文化が異なると子どもたちの表現も異なるという点に着目する多元文化的な研究ア プローチは、日本の子どもたちの多様な表現を理解する上でも重要な鍵を提供してくれるもので ある。

是澤 博昭 児童文化

玩具への教育的まなざしの変化をとおして、乳幼児にも教育的な働きかけが必要であるという意 識を、日本人の多くが共有するまでの過程を明らかにすること研究テーマとしている。近世近代 の子ども史及び児童文化財を研究するうえで、基本となる絵画資料および人形玩具など実物資料 等の有用性を検証するなどをとおして各自のテーマに応じて研究指導を行う。

柴山 真琴 異文化間心理学発達心理学

幼児期・児童期に文化間移動を経験した子どもや国際結婚家族の子どもなど、二文化交錯環境で 育つ子どもの発達過程を、子どもが日常的に参加する社会的実践に根差して質的に解明すること に取り組んでいます。研究方法論としては、「解釈的アプローチ」や「共同行為論」を理論的立 場とし、文化人類学由来の「エスノグラフィー」(参与観察とインタビューを主要技法とする質 的調査法)を主なデータ収集法としています。

高橋ゆう子 臨床心理学 ①幼児期・児童期における障がいのある子どもと母親への支援②保育や教育の現場における特別な配慮が必要な子どもへの支援のあり方 ③自閉症スペクトラム障がいの子どもをもつ保護者への養育支援

田代 和美 保育臨床

保育学の分野で現在は以下の点に関心を持っています 1 .保育者の専門性に関する研究

2 .保育巡回相談に関する研究

3 .保育の場における子育て支援に関する研究 4 .保育者養成に関する研究

久富 陽子 保育学

子どもの育ち及び保育をめぐる課題について様々な視点から研究を進めていく。①障がいのある 子ども、外国人の子ども等特別な配慮を要する子どもの保育に関する保育方法や内容 ②保育者 同士の連携、園の組織力、保育者の専門性等に関する研究 ③園との協働を可能にする巡回保育 相談及び巡回保育相談員の専門性 ④絵本等の児童文化財と保育

松山 博光 ソーシャルワークファミリー 地域福祉学

わが国は、長期的な産業・経済の低迷と政局の混迷の中で、高齢化、情報化、国際化が進んでい る。地域社会に暮らす人々の価値観や生き方なども一人ひとり異なっており、このような社会状 況を背景に今日的な社会問題(虐待、差別・偏見、自殺、疾病、失業・貧困など)が噴出してい  る。市民の多種多様な福祉ニーズを科学的に考察しながら、具体的に解決を図るための実践的な 研究指導を行う。

矢野 博之 学校教育論教師教育 教育活動や教授行為について、教育職や関係機関のありようの解明を目的に、量的アプローチ・質的アプローチ等多様な視点や方法論から研究を行う。

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人間生活科学専攻(博士後期課程)

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人間生活科学専攻(博士後期課程)[Doctoral Program for Studies in Human Life Sciences]

①目的

 人間生活科学専攻(博士後期課程)では、人間生活科学専攻(修士課程)における健康・栄養科学、生 活環境学、児童発達臨床学の専門領域の研究・教育をさらに深化発展させ、高度な専門的知識・技術を駆 使して、広く人間の生活現象に関わる諸問題を真摯に探求し、解決することができる人材を養成すること を目的とする。

 具体的には、柱となる学問分野として、「生活人間学専修」、「臨床人間学専修」、「生活計画学専修」、「生 活素材学専修」の 4 領域を設定する。

 「生活人間学専修」では、個人あるいは集団としての人間と、その生活環境との関係を探求するため、気 候、食物、身の回りにあるさまざまな物質、また人類が作りだした社会・文化的環境に人間はどのように 適応してきたかを形態、生理機能など生物学的及び行動科学的側面から研究するとともに近年急激に変容 する環境と人間生活の相互作用について考究する。

 「臨床人間学専修」では、教育、保育、家庭等実際の生活が行われる場において、具体的な環境と関わる 人間の行動を、心とからだに関する成長・発達と、その背景としての諸要因について、教育・保育・発達・ 臨床等の各学問領域から追求し、人間の生涯における健全な発達と、それを支えているメカニズム、さら にそれを発展させる指導法を目指し、それぞれの研究領域において、理論的、実践的な研究と指導に従事 できる高度な知識・技術と研究能力を備えた人材を養成するための研究・教育を行う。

 「生活計画学専修」では、地球環境に調和し、持続性のある衣生活、食生活を創造することを目指して基 本的問題を明らかにし、それぞれを改善推進するための具体的課題について研究する。衣生活に関しては、 健常者のみならず、障害者・高齢者の要求をみたす被服の設計・管理、消費、再利用、再資源化の問題を 考える。食生活に関しては、人間の生涯にわたり、個人あるいは集団の健康のあり方について研究すると ともに、健康を増進するための諸要因とその対策を考究する。

 「生活素材学専修」では、衣生活、食生活におけるそれぞれの素材に要求される機能を整理し、素材が具 備する基本的性質を究明する。衣生活にあっては、繊維及び高分子材料の構造と物性を、衣料としての観 点から評価するとともに、環境に調和した性質を付与することを研究する。食生活に関しては、わが国の 食生活の基盤が植物性であることをふまえ、植物性食品が有する生体調節機能成分、並びに食品成分間反 応等の課題を重点的に研究する。

②履修指導及び研究指導

 履修にあたっては、学生ごとに、その研究課題に対応した指導教員 1 名と、専門を異にする副指導教員 2 名からなる研究指導チームを定める。研究指導チームは、学位取得に向けた多角的・総合的な研究を促 進させるため、学生の研究課題に即した適切なカリキュラム選択などの履修指導及び研究指導を担当する。  学生は、研究課題に即した研究計画を定めるため、年度当初において指導教員及び副指導教員に指導を 受けて研究計画書・研究指導計画書を作成し、博士論文題目の決定、「研究指導Ⅰ・Ⅱ」において研究資料  調査と研究方法の確立・論文内容の吟味など指導を受け博士題目変更届、予備審査、論文提出、論文審査・ 最終試験及び博士論文発表会の日程に合わせ学位取得に向けての研究を進めていくことになる。

 また、論文の進捗状況の把握のために行われる研究発表会では、研究内容、研究方法などの妥当性や関 連文献との関わりなどについて討議し、今後の研究への取り組みについての方向性の指導が行われ、学生 はその成果を学内外の研究会や学会で発表し、学位論文の作成、提出、博士論文発表会へと繋いで学位取 得を目指す。

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― 16 ― ③授業科目、単位数及び担当教員

科目

区分 授 業 科 目 期間

単位数 必修 選択 の別

担  当  教  員 備  考

義 演習 実習

発達環境学研究 半期 2 選択 教  授 大澤 清二

生物環境学特論 半期 2 選択 未  定 *

運動生理学特論 半期 2 選択 教  授 高波 嘉一

発達臨床学特論 半期 2 選択 教  授 柴山 真琴 保育臨床学特論 半期 2 選択 教  授 田代 和美 乳幼児保育学特論 半期 2 選択 教  授 阿部 和子 比較子ども文化研究 半期 2 選択 教  授 金田 卓也

教育社会学特論 半期 2 選択 未  定 *

児童文化学特論 半期 2 選択 准 教 授 是澤 博昭

病態栄養学特論 半期 2 選択 教  授 明渡 陽子 被服設計学研究 半期 2 選択 教  授 阿部 栄子 繊維材料特論 半期 2 選択 教  授 團野 哲也 衣環境学特論 半期 2 選択 教  授 水谷千代美 食品安全科学特論 半期 2 選択 教  授 堀江 正一 健康栄養学特論 半期 2 選択 教  授 岩瀬 靖彦

食品機能科学特論 半期 2 選択 教  授 田中 直子 栄養素機能学研究 半期 2 選択 教  授 青江誠一郎 調理素材学特論 半期 2 選択 教  授 松本 美鈴

 

 

 

研究指導Ⅰ 半期 2 必修

教  授 大澤 清二 教  授 高波 嘉一

教  授 阿部 和子 教  授 金田 卓也 教  授 柴山 真琴 教  授 田代 和美

教  授 明渡 陽子 教  授 阿部 栄子 教  授 岩瀬 靖彦 教  授 團野 哲也 教  授 堀江 正一 教  授 水谷千代美

研究指導Ⅱ 半期 2 必修

教  授 青江誠一郎 教  授 田中 直子 教  授 松本 美鈴 ※ 開講地は千代田キャンパス。

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― 17 ― ④研究分野・研究内容一覧

指導教員 研究分野 研     究     内     容

大澤 清二 発育発達学統計学

アジア地域に分布する諸民族(日本人を含む)の生活、健康、文化に関する統計データの収集と 解析を行ってきました。最近10年間はミャンマー、タイ、ネパール、中国、日本の子どもの発育 発達データを生態学的条件との関係から解析し、この分野の欧米のデータから構築されたモデル をアジア諸民族にまで拡張して適用できるようなものにしようとしています。

高波 嘉一 応用健康医学運動生理学

生活習慣病予防に対する運動、栄養の効果の分子メカニズムを明らかにし、その中で新規に開発 する有用性の高いバイオマーカー等を活用し、また従来のバイオマーカーと組み合わせるなどし  て、より効率的な運動法、食事法などを個別に提案できるシステム(個別化予防医療システム) を構築する。

阿部 和子 発達と保育乳幼児の

乳幼児期の子どもの発達と保育をめぐる問題を多角的に取り扱う。①集団で生活する乳幼児期の 発達過程を自発性や主体性を中心に描き出すこと②保育所における保育の内容と方法③保育環 境-こどもの最善の利益を視点にした保育所の環境のありかた(人的・物的)④保護者支援(在 園児の、地域の)⑤家庭的保育、乳児院での保育・養育等について研究指導を行う。

金田 卓也 芸術教育

芸術教育はさまざまな領域を含むが、特に造形的表現に焦点をあてて研究指導を行う。これまで インドやネパールなど発展途上国の子どもたちの造形活動についての研究を進めてきた。その成 果に基づく、文化が異なると子どもたちの表現も異なるという点に着目する多元文化的な研究ア プローチは、日本の子どもたちの多様な表現を理解する上でも重要な鍵を提供してくれるもので ある。

是澤 博昭 児童文化

玩具への教育的まなざしの変化をとおして、乳幼児にも教育的な働きかけが必要であるという意 識を、日本人の多くが共有するまでの過程を明らかにすること研究テーマとしている。近世近代 の子ども史及び児童文化財を研究するうえで、基本となる絵画資料および人形玩具など実物資料 等の有用性を検証するなどをとおして各自のテーマに応じて研究指導を行う。

柴山 真琴 異文化間心理学発達心理学

幼児期・児童期に文化間移動を経験した子どもや国際結婚家族の子どもなど、二文化交錯環境で 育つ子どもの発達過程を、子どもが日常的に参加する社会的実践に根差して質的に解明すること に取り組んでいます。研究方法論としては、「解釈的アプローチ」や「共同行為論」を理論的立 場とし、文化人類学由来の「エスノグラフィー」(参与観察とインタビューを主要技法とする質 的調査法)を主なデータ収集法としています。

田代 和美 保育臨床

保育学の分野で現在は以下の点に関心を持っています。 1 .保育者の専門性に関する研究

2 .保育巡回相談に関する研究

3 .保育の場における子育て支援に関する研究 4 .保育者養成に関する研究

明渡 陽子 医療と福祉周辺の問題

イギリスの健康格差問題と肥満問題の現状分析と、それらへのNHSや政府の対策を調査し、イ

ギリスの健康増進政策の在り方、予防への国家的な取り組みとその成果を分析し、日本の肥満・ 痩せ問題へのヒントを得る。今年は、新入生への生活アンケート調査をおこない、肥満や痩せに 分類された学生の生活背景因子を分析する予定。

阿部 栄子 衣服環境造形 人間が健康・快適に生活するという観点から衣服環境を捉え、「人間・衣服・環境(近接)」系の立場から、近接環境造形の基礎と問題点について考究している。また、伝統文化を継承し、新し い文化を創造するという立場から、歴史的流れの中で衣服造形を捉え実践的研究を行っている。

岩瀬 靖彦 予防栄養学

一次予防(健康増進・疾病予防)を実現するために、人間理解を通して、人(個人・集団)の健 康状態に関連する食・生活習慣への影響因子を的確に収集し、栄養疫学を用いて解析するための 手法について研究する。また、それにより得られたエビデンスを用い、一次予防を実現するため に、栄養・運動・休養を柱とした食・生活習慣に対して対象のQOLを高めながら行動変容を促 

し、成果が期待できる栄養教育の手法についても研究を行う。

團野 哲也

被服に用いられている材料  の構造・物性や、その染色加 工法などを通じて、古来より ヒトが営んできた衣服文明  について研究する。

絹フィブロインに関する研究、天然染料の染色性に関する研究、明治初期の合成染料に関する研 究、19世紀に開催された万国博覧会に関する研究、着装シミュレーションに関する研究、ナノファ イバーに関する研究等である。

これらの研究を通じて、“ヒトはなぜ服を着るのか”を追究する。

堀江 正一 食安全学

「食」と言う字は「人」を「良くする」と書いて表されます。「食」は「生命」とも言われ、食 の安全性確保は健康で快適な生活を送る根幹をなすものです。そこで、食の安全問題として、病 原性微生物による食中毒、食品中に含まれる動物性・植物性自然毒や農薬、環境汚染物質等の化 学物質について取り上げ、微生物学的手法と機器分析を用いた理化学的手法により問題の本質と 対応策についての研究指導に取り組みたいと思います。

水谷千代美 被服機能設計学

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指導教員 研究分野 研     究     内     容

青江誠一郎 基礎栄養学

メタボリックシンドロームの発症を予防するための食品成分の基礎研究を行う。食品成分とし て、β-グルカンに富む大麦、カルシウムなどの乳成分、機能性食品素材(脂肪酸、水溶性食物  繊維など)を研究材料とする。生理機能は、遺伝性あるいは食餌性肥満モデル動物を用いて、消 化管機能、ホルモン応答、脂肪組織の炎症と機能変化に及ぼす影響とメカニズムについての研究 を行う。

田中 直子 食品生化学栄養生化学 細胞生化学

1 、脂肪細胞の炎症性変化に関する研究:脂肪細胞が肥大化して正常な機能を失い、メタボリッ クシンドロームを引き起こすしくみを細胞レベルで研究

2 、消化管上皮細胞におけるアレルギー・炎症のしくみ:摂取した食べ物が直接接する消化管に 着目し、アレルギー応答反応の個人差に食生活がどのような影響を与えているかを細胞レベル で研究

3 、嗜好性食品成分の消化管における機能解析

松本 美鈴 調理科学

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言語文化学専攻(修士課程)

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参照

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